11日、札幌競馬場で行われたコスモス賞(2歳OP、芝1800m)は、松永幹夫騎手騎乗の2番人気マイネルアドホック(牡2、美浦・清水美波厩舎)が好位追走から4角で外に持ち出すと、先に抜け出した圧倒的1番人気(単勝130円)パーフェクトマッチをクビ差捕らえ快勝した。勝ちタイムは1分52秒2(良)。さらに5馬身差の3着に3番人気セイウンニムカウが入った。
勝ったマイネルアドホックは、父ホワイトマズル、母オリジナルデザート(その父リアルシャダイ)という血統。近親に97年北九州記念(G3)を制したダンディコマンド(牡11、父ニホンピロウイナー)がいる。また、ホワイトマズル×リアルシャダイという配合馬には、今年の天皇賞・春(G1)を制した同厩舎のイングランディーレ(牡5)がいる。マイネルアドホックは、7月4日のデビュー戦(福島・芝1700m)を1番人気に応え快勝しており、これで無傷の2連勝となった。通算成績は2戦2勝。