前走の京成杯AHを、芝1600m=1分30秒7の世界レコードで快勝した
レオアクティブが、その反動どころか、さらなる進化を感じさせる攻め気配を誇示した。美浦Pで半弟
レオハイタッチ(2歳500万下)を追走しての併せ馬。外を回って、馬なりのままで容赦なく3馬身切り捨てた。
 5F62秒1-36秒6-12秒3の猛時計に、手綱を取った杉浦師は「絶好調」とうなずく。「ビューンと行きそうな感じ。余裕もあったものね。体調はいい」と、口を突いて出るのは賛辞だけだ。
 目下2連勝中。夏を越して落ち着きが出たことで操縦性がアップ。自慢の切れ味には磨きがかかっている。折り合いを考えると1400mはベスト。「GIへ向けて、距離的にここは取りこぼしたくないな」。次戦に見据えるマイルCS(11月18日・京都)へ、淀の舞台でも鮮やかに突き抜ける。
提供:デイリースポーツ