4日、福山競馬場で行われた第3回紅葉賞(3歳・ダ1600m・1着60万円)は、好スタートから道中好位を追走した周藤直樹騎手騎乗の9番人気キャニオンサクセス(福山)が、直線向いて逃げた5番人気マイネルプレジャー(福山)をゴール前で捕らえ、最後は1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒0(良)。
さらに3馬身差の3着に、4番人気クーヨシン(福山)が入った。なお、2番人気ミッドコサージュ(福山)は5着、1番人気アグリノキセキ(福山)は7着にそれぞれ敗れている。3番グラスマテリアルは競走中止。
勝ったキャニオンサクセスは、父タニノギムレット、母チョウカイマリーン、その父ロドリゴデトリアーノという血統。前走は古馬混合戦の「11月11日浩&智子結婚記念」(福山1250m)に出走して2着。重賞挑戦の今回は、単勝99.9倍の9番人気と戦前の評価を覆して見事に完勝。通算11勝目が、嬉しい重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆キャニオンサクセス(牡3)
父:タニノギムレット
母:チョウカイマリーン
母父:ロドリゴデトリアーノ
厩舎:福山・吉井勝宏
通算成績:40戦11勝(重賞1勝)