5日、川崎競馬場で行われた第12回ローレル賞(2歳・牝・ダ1600m・1着1000万円)は、好スタートから先手を奪った真島大輔騎手騎乗の12番人気デイジーギャル(2歳、大井・宮浦正行厩舎)が4コーナーで後続とのリードを広げると、ゴールまでそのまま一杯一杯に粘り込んで逃げ切り、中団待機から直線一気の追い上げを見せた7番人気ケンブリッジナイス(2歳、船橋・新井清重厩舎)をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分44秒5(良)。
さらに3馬身差の3着争いは2頭の大接戦となり、先行策からじわじわと追い上げた5番人気メロディアス(2歳、北海道・角川秀樹厩舎)が、大外一気に追い上げた3番人気カツゲキドラマ(2歳、笠松・柴田高志厩舎)にアタマ差先着。
なお、2番人気デイフォーユー(2歳、船橋・佐藤賢二厩舎)は6着、1番人気アステールネオ(2歳、船橋・佐藤賢二厩舎)は7着にそれぞれ敗れている。
勝ったデイジーギャルは、父ブラックタイド、母オオシマセリーヌ、その父トワイニングという血統。今回は単勝77.3倍・12番人気の人気薄だったが、前走10月4日つばめ特別2歳選抜(大井・1600m)同様に、真島騎手とのコンビで逃げ切り勝ちを収めて2連勝。通算3勝目が嬉しい重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆デイジーギャル(牝2)
父:ブラックタイド
母:オオシマセリーヌ
母父:トワイニング
厩舎:大井・宮浦正行
通算成績:5戦3勝(重賞1勝)