第2回絆カップ(盛岡)を制した笠松のトウホクビジンと佐藤友則騎手(提供:岩手競馬)
10日、盛岡競馬場で行われた第2回絆カップ(3歳上・ダ1600m・1着300万円)は、レース序盤は最後方を追走していた佐藤友則騎手騎乗の7番人気トウホクビジン(牝6、笠松・笹野博司厩舎)が直線向いて大外一気の追込みを決め、中団待機からゴール前で脚を伸ばした6番人気トーホクキング(牡5、岩手・桜田浩三厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分38秒2(重)。
さらに1/2馬身差の3着に、ゴール前で連れて脚を伸ばした1番人気シルクダイドウ(牡5、船橋・斉藤敏厩舎)が入った。なお、2番人気カミノヌヴォー(牡5、岩手・千葉幸喜厩舎)は9着、3番人気ダイワルビア(牡8、北海道・堂山芳則厩舎)は10着にそれぞれ大敗している。
勝ったトウホクビジンは、父スマートボーイ、母ミリョク、その父Rivermanという血統。近4走は良いところなく敗れていたが、2走前にマイルCS南部杯(交流G1-9着)に挑戦した盛岡に再遠征の今回は鮮やかな変わり身を見せて通算11勝目。自身4度目の重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆トウホクビジン(牝6)
父:スマートボーイ
母:ミリョク
母父:Riverman
厩舎:笠松・笹野博司
通算成績:105戦11勝(JRA6戦0勝、重賞4勝)