ジャパンCへ向け調整を進めるオルフェーヴル(撮影:井内利彰)
なんといっても先週の入厩馬ではオルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎)。帰厩翌日には坂路で15-15の調教を行い、その翌日には坂路で追い切り。この動きを確認したことで、ジャパンCへの参戦が決まったという報道は先週の段階で伝えられている。
その追い切りの詳細だが、朝一番の坂路で開場された直後に行われた。スタート地点までの馬道をやや気負っているのかなと思うような早い脚取りで下っていき、キャンターに下す際にも落ち着いたというよりも、かなり気合が乗っているなといった雰囲気。ひょっとしたら、道中のラップが速くなって、最後は失速のラップになるのでは、と心配もしたがそんなことはまるで杞憂。14.4〜13.4〜12.9〜12.3秒ときれいな終いが最速になる加速ラップを踏む、凱旋門賞前と変わりない動きを披露してくれた。
今朝も坂路を軽快に駆け上がって、4F61.4〜1F15.2秒。予定されているジャパンCへ向けて順調に調整が進んでいるといったところだろう。
なお先週、ノーザンファームしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。(取材・写真:井内利彰)
11月6日
トーセンレーヴ
11月7日
オーシャンドライブ
オルフェーヴル
コンカラン
シュプリームギフト
ハッピーアビラ
ラキシス
ランリョウオー
11月8日
アイスウィッチ
インパクトゲーム
ゴールスキー
パッションダンス
フーラブライド
母Travelator
11月9日
アドマイヤアロング
シナジーウィスパー
ショウナンラムジ
レッドクラウディア
11月10日
フォントルロイ
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