ライデンリーダーの娘、2戦目は敗れる

2004年09月22日 17:56

 22日、園田競馬場で行われた園田プリンセスC(ダート1400m、1着賞金300万円)に、ライデンリーダーの第3仔ベンテンリュウコー(牝2、笠松・小井土金一厩舎)が柴山雄一騎手騎乗で出走した。3番人気に支持され、道中4番手を追走したが、勝ち馬から1.3秒差離された3着に敗れた。勝ったのは、2角で先頭に立ち逃げ切ったキヌガサアジュディ(牝2、金沢・宗綱泰彦厩舎)で、勝ちタイムは1分29秒6(稍重)。前走は2着に2.0秒差をつけ大差勝ちしていた。なお、同レースを制したキヌガサアジュディにはファンタジーS(G3)など阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)のステップレースへの出走権が与えられる。

 ベンテンリュウコーは、父が今年の新種牡馬マイネルラヴ、母が95年4歳牝馬特別(G2)を制したライデンリーダー(その父ワカオライデン)という血統で、現在存廃が取り立たされている笠松競馬所属。7月29日のデビュー戦(笠松・ダート800m)は2着に3馬身差をつけてデビュー戦を飾っていた。通算成績2戦1勝。

 母ライデンリーダー(牝12)は、笠松競馬場で94年にデビュー。無傷の10連勝を飾った後に、地方馬へのクラシック開放元年となった95年に4歳牝馬特別(G2)で中央デビュー。エイユーギャルに3.1/2馬身差を付け快勝し、一躍クラシック候補となって臨んだ桜花賞(G1)ではワンダーパヒューム、オークス(G1)ではダンスパートナーに、ともに1番人気に支持されながら、4、13着に敗れた。その後も中央、笠松などで97年まで走り続け、95年にはNARグランプリ年度代表馬、サラ系4歳最優秀馬に選ばれている。通算成績は24戦13勝(うち中央7戦1勝)で、安藤勝己騎手が全戦コンビを組んだ。同馬の産駒には、現1勝のピルサドリーダー(牡4、笠松・藤田正治厩舎、父ピルサドスキー)と、現3勝のベンテンヒカル(牝3、笠松・小井土金一厩舎、父ウォーニング)の2頭がいる。

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