1日、中山競馬場で行われた葉牡丹賞(2歳・500万・芝2000m)は、道中4番手のインコースにつけた田中勝春騎手騎乗の5番人気トーセンヤマト(牡2、美浦・中川公成厩舎)が、逃げてそのまま先頭に立った12番人気ビービーボイジャー(牡2、美浦・高柳瑞樹厩舎)をゴール前一気の脚で捕らえ、1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分3秒6(良)。

　さらに1.1/4馬身差の3着に、道中中団待機策から最後に追い込んだ3番人気ピュアソルジャー(牡2、美浦・大久保洋吉厩舎)が入った。なお、2番人気ヒラボクディープ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)は6着、1番人気インプロヴァイズ(牡2、美浦・堀宣行厩舎)は道中2番手追走も伸びを欠いて9着に敗れている。

　勝ったトーセンヤマトは、父デュランダル、母オレンジカラー、その父サクラユタカオーという血統。10月14日に初勝利を挙げたあと、前走11月4日の百日草特別(500万下、東京芝1800m)でも8番人気で3着と健闘。初めての中山コースとなった今回はゴール前で鮮やかな差し脚を見せ、通算2勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆トーセンヤマト(牡2)
騎手:田中勝春
厩舎:美浦・中川公成
父:デュランダル
母:オレンジカラー
母父:サクラユタカオー
馬主:島川隆哉
生産者:土田農場
通算成績:4戦2勝