インの3番手で脚をためた5番人気のトーセンヤマト(牡、父デュランダル、美浦・中川)が鮮やかに差し切った。勝負どころをうまくさばき、前があくと持ち味の末脚をいかんなく発揮。豪快なフットワークで逃げ込みを図る12番人気の伏兵ビービーボイジャーを1馬身1/4交わし去った。勝ちタイムは2分3秒6。さらに1馬身1/4差の3着は3番人気のピュアソルジャー。1番人気のインプロヴァイズはこれまでとは違う2番手からの競馬を試みたが、直線で失速して9着に敗れた。
田中勝は「体重は増えているけど、体が締まってしっかりとしてきた。まだ良くなる馬だと思うし、上のクラスでも楽しみ」と笑顔。次走はオーナーと協議して決定する予定だ。
提供:デイリースポーツ