2日、阪神競馬場で行われた6R・メイクデビュー阪神(2歳新馬・牝・ダ1400m)は、好スタートを決めて道中3〜4番手の外目を追走していた武豊騎手騎乗の1番人気スマートパンドラ(牝2、栗東・松田国英厩舎)が、レース途中からハナに立って直線抜け出してきた7番人気デンタルハイジーン(牝2、栗東・牧浦充徳厩舎)を残り150mで外から捕らえると、最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒7(良)。

　さらに1.1/4馬身差の3着に、直線向いて勝ち馬の外から連れて追い込んだ9番人気メイショウアシタバ(牝2、栗東・武田博厩舎)が入った。

　なお、3番人気セイウンラードゥガ(牝2、栗東・河内洋厩舎)は6着、2番人気レッドムーヴ(牝2、栗東・藤岡健一厩舎)は7着にそれぞれ敗れている。

　勝ったスマートパンドラは、父キングヘイロー、母オリミツキネン、その父ジヤツジアンジエルーチという血統。半兄アジュディミツオーは、04年、05年東京大賞典、06年帝王賞などダート交流G1・5勝を挙げている。

【勝ち馬プロフィール】
◆スマートパンドラ(牝2)
騎手:武豊
厩舎:栗東・松田国英
父:キングヘイロー
母:オリミツキネン
母父:ジヤツジアンジエルーチ
馬主:大川徹
生産者:佐藤信広