27日、金沢競馬場で行われたオータムスプリントC(ダート1400m、1着賞金360万円)は、安藤光彰騎手騎乗の2番人気パープルモンク(牡8、笠松・井上孝彦厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと、道中2番手追走の3番人気テイクファイヤーを1/2馬身差制して逃げ切り。勝ちタイムは1分29秒1(重)。さらに2.1/2馬身差の3着には1番人気ユウキュウが入った。
勝ったパープルモンクは、父ポリッシュネイビー、母は87年小倉3歳S(G3)2着馬タマモスマート(その父トレボロ)という血統。パープルモンクは、01年9月に公営・新潟競馬で行われた一般戦から、03年1月に船橋競馬で行われた福寿草特別まで15連勝を達成しており、続く駿風特別(船橋競馬)で2着に敗れたものの、その後も4連勝。8歳になった今年の3月、笠松競馬で行われたマーチCで重賞に初挑戦したが5着に敗れ、その後も3戦続けて重賞で3、2、7着に敗れていたが、名港盃で初重賞制覇。前走サマーチャンピオン(交流G3)はニホンピロサートの7着に敗れていた。通算成績46戦29勝。