15日、阪神競馬場で行われた5R・メイクデビュー阪神(2歳新馬・芝2000m)は、好スタートを決めて道中は好位の3番手を追走していたC.スミヨン騎手騎乗の1番人気タブレット(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)が、前2頭を一気に抜き去りながら最終コーナーへ。直線では手応えよく抜け出すも、徐々に馬場の外目へ向かいつつ後続を突き離し、ゴール前で内から脚を伸ばした5番人気ヒュラース(牡2、栗東・中村均厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分3秒6(良)。
さらに1/2馬身差の3着に、2007年宝塚記念、ジャパンCなど国内外G1・3勝ほか重賞5勝を挙げたアドマイヤムーンの半弟、2番人気トーセンリュー(牡2、栗東・大久保龍志厩舎)が入った。
なお、3番人気ピエナインパクト(牡2、栗東・飯田雄三厩舎)は5着に敗れている。
勝ったタブレットは、父ディープインパクト、母スカーレット、その父シンボリクリスエスという血統。叔父には、同じく音無厩舎で管理されて03年菊花賞・有馬記念、06年天皇賞・春2着ほか、中・長距離重賞3勝を挙げたリンカーンや、07年の皐月賞馬ヴィクトリーがいる。
【勝ち馬プロフィール】
◆タブレット(牡2)
騎手:C.スミヨン
厩舎:栗東・音無秀孝
父:ディープインパクト
母:スカーレット
母父:シンボリクリスエス
馬主:近藤英子
生産者:ノーザンファーム