早め先頭のイリュミナンスが後続との差を広げ5馬身差で圧勝/阪神新馬
22日、阪神競馬場で行われた5R・メイクデビュー阪神(2歳新馬・牝・芝1600m)は、好スタートを決めて道中3番手を追走していたC.ルメール騎手騎乗の2番人気イリュミナンス(牝2、栗東・松永幹夫厩舎)が4コーナーを回ったところで早くも単独先頭へ。直線向いても後続との差をさらに広げての独走となり、ゴール寸前で内から差し込んだ7番人気エーシンラクーン(牝2、栗東・大久保龍志厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒1(稍重)。
さらにハナ差の遅れての3着に、直線大外から脚を伸ばした10番人気ブリュネット(牝2、栗東・千田輝彦厩舎)が入った。
なお、GI・4勝を挙げた名牝ダイワスカーレットの初仔として注目を集めた、1番人気ダイワレーヌ(牝2、栗東・松田国英厩舎)は出遅れも響いて6着。3番人気ヤマニンプードレ(牝2、栗東・河内洋厩舎)は9着にそれぞれ敗れている。
勝ったイリュミナンスは、父マンハッタンカフェ、母スキッフル、その父トニービンという血統。半兄フラガラッハ(牡5、栗東・松永幹夫厩舎)は、2012年中京記念1着。
【勝ち馬プロフィール】
◆イリュミナンス(牝2)
騎手:C.ルメール
厩舎:栗東・松永幹夫
父:マンハッタンカフェ
母:スキッフル
母父:トニービン
馬主:中村昭博
生産者:社台コーポレーション白老ファーム