四位洋文騎手、油断騎乗で30日間の騎乗停止に

2012年12月22日 18:00

 22日、阪神競馬場で行われた5R・メイクデビュー阪神(2歳新馬・牝・芝1600m)で、3着の10番人気ブリュネット(牝2、栗東・千田輝彦厩舎)に騎乗していた四位洋文騎手(40歳・栗東・フリー)は、決勝線手前での御法について、2012年12月23日から2013年1月21日まで騎乗停止となった。

 レースでは、最後の直線半ばで完全に抜け出す形で2番手を確保していたかに見えたブリュネットの鞍上が、レースの残り50mで追うのを止めるような仕草を見せて、ゴール前で猛然とその内から迫ってきた7番人気エーシンラクーン(牝2、栗東・大久保龍志厩舎)にハナ差差される形での3着。この騎乗を巡って、レース確定後に「油断騎乗」と認められたため、今回の騎乗停止処分となっている。

 なお、23日(日)、24日(月)で騎乗予定だったレースにも騎乗することができず、乗り替わりについては後ほど発表される。

【補足説明】
 四位洋文騎手は、阪神5レースでブリュネットに騎乗したところ、決勝線手前で7完歩ほど追う動作を緩め3着(2着との着差はハナ差)となった。
 四位騎手本人から事情聴取を行うとともに、パトロール映像を精査した結果、この行為は騎手としての注意義務を著しく怠った油断騎乗であると認め、騎乗停止30日としたとのこと。

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