2日、阪神1R(2歳未勝利)でメジロドルフィン(牡2、栗東・田島良保厩舎)が優勝。騎乗した吉田稔騎手(35、愛知・宮本仁厩舎)は、O.ペリエ、安藤勝己(現・JRA所属)、M.デムーロ騎手に続き、JRA所属騎手以外では史上4人目となるJRA通算100勝を達成した。
吉田稔騎手は87年4月にデビュー。JRAではトウカイパルサー(牡8、父トウカイテイオー)で02年愛知杯(G3)、カゼニフカレテ(牡5、栗東・佐々木晶三厩舎)で03年愛知杯(G3)、サニングデール(牡5、栗東・瀬戸口勉厩舎)で今年の阪急杯(G3)、ブルーイレヴン(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)で今年の関屋記念(G3)を制すなど、重賞4勝を挙げている。同騎手は8月8日の新潟10Rで、昨年に続くJRA年間20勝以上を達成しており、地方所属騎手は5年間のうちに年間20勝を2回達成すればJRA騎手1次試験が免除されるため、昨年の安藤勝己騎手、今年の小牧太騎手に続く中央入りへの道が大きく広がっている。