2日、阪神競馬場で行われたききょうS(2歳OP・芝1400m)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気レキシントンブルー(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、中団待機策から直線馬群に突っ込むも、前が壁になり体勢を立て直して内に進路を変えると、先に抜け出した4番人気ニホンピロザプラウをクビ差し切り快勝した。勝ちタイムは1分21秒8(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には後方から追い込んだ1番人気スズカフォイル。
勝ったレキシントンブルーは、父が新種牡馬アドマイヤベガ、母マリヒサ(その父マルゼンスキー)という血統で、半兄に現1勝のドリームバローズ(牡3、栗東・中竹和也厩舎、父ドリームウェル)がいる。デビュー戦となった9月12日の阪神新馬戦(芝1400m)では、6番人気ながら直線最内を伸び快勝。今回の勝利で通算成績を2戦2勝とした。アドマイヤベガ産駒はJRA6頭目の勝ち上がりで、同馬が初のオープン勝ちとなる。