東京大賞典、エスポワールシチー松岡正海騎手独占インタビュー/美浦トレセンニュース

2012年12月26日 17:50

東京大賞典でエスポワールシチーに代打騎乗する松岡正海騎手(撮影:佐々木祥恵)

 12月29日(土)に大井競馬場で行われる東京大賞典(交流GI・ダ2000m)に出走するエスポワールシチー(牡7・安達昭夫厩舎)。主戦の佐藤哲三騎手が落馬負傷のため、今回手綱を取る松岡正海騎手に話を聞いた。

「先週木曜日に、栗東で1週前追い切りに騎乗しました。時計がかかる馬場と聞いていましたが、具合は引き続き良さそうに感じました。過去3回乗せてもらっていて、その時よりも年齢的に老け込んでいるかなとも思ったのですが、馬に弾力がありますし、元気一杯でした。今回は哲三さんのピンチヒッターなので、良い形でバトンを渡せるように、良いレースをするだけですね」

 また年明け1月5日(土)に行われる京都金杯(GIII・芝1600m)に出走予定のサウンドオブハート(牝3・松山康久厩舎)についても、松岡騎手に現況などを聞いた。

「前走のターコイズS(3歳以上OP・芝1600m・1着)は折り合いもあまりつけられませんでしたし、この馬の能力で勝たせてもらいました。改めて強さを感じましたね。休み明けだった前走よりも、今回の方が間違いなく良くなっています。先週の阪神Cを使えるくらいの状態ですからね。

重賞を勝っていないこともありますが、54キロで出られるのは良かったですね。元気が良いですし、500キロくらいある馬のような馬力があります。距離はマイル前後が合っていると思います。一瞬の切れ味は他の馬に負けないと思いますし、古馬に混じってもヒケは取らないのではないでしょうか。

是非、京都金杯2連覇(2012年はマイネルラクリマで優勝)と行きたいですね。ただ金杯後の最終レースで落馬してケガをして良い波に乗り切れませんでしたので、落馬には気をつけようと思っています」(取材・写真:佐々木祥恵)

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