5日、門別競馬場で行われた1R・D4-7組(サラ系一般・ダート1000m、1着賞金20万円)は、宮崎光行騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)メジロスーザン(牝3、北海道・須藤三千夫厩舎)が好スタートからハナを切ると直線では後続を突き放し、デビュー戦を圧勝した。勝ちタイムは1分04秒2(良)。6馬身差の2着に2番手追走した4番人気キタサンオオゼキ、さらに1/2馬身差の3着に3番手追走の7番人気ラスティンキーラーがそれぞれ入った。
勝ったメジロスーザンは、父サンデーサイレンス、母アイルオブグラス(その父Affirmed)という血統。半姉には01年アイビスサマーダッシュ(G3)を当時の日本レコードタイム(53秒9)で制し、同年スプリンターズS(G1)でトロットスターのクビ差2着に好走したメジロダーリング(牝8、父Green Desert)がいる。メジロスーザンは、姉と同じ美浦・大久保洋吉厩舎に登録されるが未出走のまま9月4日に登録を抹消されており、北海道・須藤三千夫厩舎に移籍しこのレースがデビュー戦だった。なお、同じメジロ関係馬で現7勝メジロマントル(牡7、美浦・大久保洋吉厩舎)が未勝利のまま登録を抹消され、高崎競馬に移籍し、中央競馬に復帰したケースがある。