11番人気の伏兵アルテミシア(牝、栗東・藤沢則)がクロフネ産駒2頭による行った行ったの決着を制し、白星スタートを決めた。積極的にハナを主張して先手を奪取。先行した2番人気アンジュプリエール(2着)との4角での差を最後までキープして、3/4馬身差でしぶとく押し切った。勝ちタイムは1分28秒0。さらに1馬身3/4差の3着は6番人気のニホンピロオーロラが入った。なお、1番人気のプリンセスムーンはひと伸びを欠き、4着に敗れた。
幸は「最後は捕まりそうになったけど、2着馬が来たらまたハミを取ってくれた」と勝負根性を評価。藤沢則師は「攻めよりも実戦タイプだね。ゲートもうまく出てくれた」と殊勲の人馬をたたえた。
提供:デイリースポーツ