21日、中山競馬場で行われた5R・メイクデビュー中山(3歳新馬・牝・ダ1200m)は、好スタートから先手を奪った北村宏司騎手騎乗の1番人気ニーマルダイヤ(牝3、美浦・田村康仁厩舎)が直線向いてもその脚衰えずに逃げ切り、出遅れて3コーナー手前から徐々に進出し直線向いて外から脚を伸ばした4番人気タオルチャン(牝3、美浦・萱野浩二厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分14秒2(稍重)。

　さらにクビ差の3着に、中団を追走して最後は大外から追い込んだ5番人気ヴェルタート(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が入った。

　なお、3番人気オランジュドール(牝3、美浦・戸田博文厩舎)は6着、2番人気スイスイスーウィ(牝3、美浦・岩戸孝樹厩舎)は7着にそれぞれ敗れている。

　勝ったニーマルダイヤは、父ゼンノロブロイ、母エアラグドール、その父Storm Catという血統。叔母ダイヤモンドビコーは、2002年エリザベス女王杯2着ほか重賞4勝。

【勝ち馬プロフィール】
◆ニーマルダイヤ(牝3)
騎手：北村宏司
厩舎：美浦・田村康仁
父：ゼンノロブロイ
母：エアラグドール
母父：Storm Cat
馬主：板橋秋
生産者：社台ファーム