エーシンホワイティ「なんぼでも動けそう」小牧騎手/シルクロードS

2013年01月25日 12:00

小牧を背に栗東坂路で追い切るエーシンホワイティ

 鋭い反応で好調ぶりを伝えた。エーシンホワイティは小牧を背に栗東坂路で単走追い。ラスト1Fを仕掛けられると、4F54秒2-39秒3-13秒0をマークした。動きを見届けた松元師は「中1週でそれほどやる必要もないので。いい状態ですよ」と納得の表情を見せた。

 消化不良のレースが続いている。「中途半端なレースばかり」。前走も馬場のいい内めにこだわったが、スムーズにさばくことができなかった。そこで追い風になるのが今週からのBコース使用。先行有利を演出していたグリーンベルトを内柵が覆うため、差し、追い込み馬が有利になる可能性があるからだ。「Bコースになるのはいい。“腹を据えて”という競馬を。昨年の中山みたいに」。指揮官は最後方から鋭く突き抜けた春雷Sをイメージする。

 テン乗りの小牧も手応えをつかむ。「13秒を切るのを目標にして乗ったけど、今の馬場だからね。なんぼでも動けそうな馬」。背中越しからは重賞ウイナー特有の感触が伝わってきたという。「走りそうな馬」。追い切りにまたがった感触をストレートな言葉で表現し、続けて「はじけそう。切れる馬だと思う。いい雰囲気をしているよ」と賛辞を並べた。

 昨年は11月4日に左腓骨を骨折して療養。12月22日のレースから復帰した小牧は「今年、初めて重賞に乗るので。やっと出番がきたかな、って感じ」と笑う。馬が2年10カ月ぶりなら騎手は4か月ぶりの重賞Vへ。人馬が燃えている。

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。