京都大賞典、ナリタセンチュリー快勝

2004年10月10日 15:50

 10日、京都競馬場で行われた京都大賞典(G2・芝2400m)は、田島裕和騎手騎乗の5番人気ナリタセンチュリー(牡5、栗東・藤沢則雄厩舎)が、中団追走から直線外に持ち出すと、先に抜け出した圧倒的1番人気(単勝140円)ゼンノロブロイをクビ差し切って優勝した。勝ちタイムは2分25秒2(良)。さらに3馬身差の3着には3番人気レニングラードが入り、2番人気に支持されたアドマイヤグルーヴは直線伸び切れず、さらに1.1/2馬身差の4着に敗れた。

 勝ったナリタセンチュリーは、父トニービン、母プリンセスリーベ(その父ノーザンテースト)という血統。02年1月のデビュー戦(京都・芝1800m)は4着に敗れ、4戦目の未勝利戦(阪神・ダート1800m)で初勝利。その後は休養を挟みながら、03年12月の1000万下(阪神・芝2000m)から3連勝し、3月の中京記念(G3)で2着に好走。続く大阪杯(G2)は8着に敗れるも、前走の天皇賞・春(G1)では13番人気ながら5着に好走していた。今回の勝利が重賞初制覇で、通算成績は17戦7勝。同日、東京競馬場で行われた毎日王冠(G2)をテレグノシス(牡5、美浦・杉浦宏昭厩舎)が制しており、トニービン産駒は東西重賞制覇となった。

 鞍上の田島裕和騎手は、スギノハヤカゼで制した97年CBC賞(G2)以来の重賞制覇で、JRA重賞は通算6勝目。管理する藤沢則雄調教師は、重賞初制覇。

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