4か月ぶりの出走となった8番人気のアルヴェロン(牡、父ダイワメジャー、美浦・小島茂)が成長度を示して長丁場の一戦を制した。道中は中団のインを追走。直線では馬群にひるまず間を割って抜け出し、最後方から追い込んだ6番人気サンバジーリオ(2着)の追撃を頭差で封じた。勝ちタイムは2分29秒5。さらに3/4馬身差の3着は11番人気のマイネルクレイズ。1番人気の支持を受けたアイズオンリーは、好位追走から伸びを欠き10着に沈んだ。

　蛯名は「テンションが高かったのでリズムを大事にした。馬群もさばけたし楽しみな素質馬」と絶賛。小島茂師は「長い距離が合いそう」と、春の大舞台を見据えた。

提供：デイリースポーツ