府中巧者の4歳馬クラレントが重賞3勝目/東京新聞杯

2013年02月03日 17:17

府中1600m巧者の4歳馬クラレントが重賞3勝目を挙げた(撮影:下野 雄規)

 3日、東京競馬場で古馬マイル路線の実力馬が揃った一戦、東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)が行われ、道中は先団馬群直後のインで脚を溜めていた岩田康誠騎手騎乗の2番人気クラレント(牡4、栗東・橋口弘次郎厩舎)が直線向いてじわじわ前との差を詰めてくると、残り100m手前で先頭へ。2着で、道中後方待機策からゴール前で外から一気に追い込んだ5番人気ダイワマッジョーレ(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)の追撃を最後まで凌ぎ切って、1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒9(良)。

 さらにクビ差の3着に、好位追走から粘り込んだ4番人気トライアンフマーチ(牡7、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。4着に逃げた8番人気レッドスパーダ(牡7、美浦・藤沢和雄厩舎)、5着は9番人気ブライトライン(牡4、栗東・鮫島一歩厩舎)の順で確定。

 なお、3番人気マウントシャスタ(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は9着、1番人気ドナウブルー(牝5、栗東・石坂正厩舎)は10着、6番人気リアルインパクト(牡5、美浦・堀宣行厩舎)は11着にそれぞれ敗れている。

 勝ったクラレントは、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー、その父ダンシングブレーヴという血統。昨年5月のNHKマイルC(G1)で15番人気3着と好走し、10月の富士Sでも強豪古馬を撃ち破って重賞制覇。前走・阪神Cでは5着に敗れていたが、得意の東京マイルで岩田騎手に導かれ嬉しい2度目(重賞Vは3度目)の重賞勝利を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
クラレント(牡4)
騎手:岩田康誠
厩舎:栗東・橋口弘次郎
父:ダンスインザダーク
母:エリモピクシー
母父:ダンシングブレーヴ
馬主:前田晋二
生産者:ノースヒルズマネジメント
通算成績:12戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2012年富士S(GIII)

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