道中は中団でじっくり脚を温存していた6番人気の伏兵プレイアップ(牝、父リダウツチョイス、美浦・古賀史)が、残り1Fで前があくと抜群の瞬発力を発揮して、一気の差し切り勝ち。見事に初陣を飾った。勝ちタイムは1分24秒5。1馬身半差の2着は10番人気のクレメンタイン、さらに鼻差の3着には3番人気のマリアローザが入った。なお、1番人気に推された唯一の関西馬メイショウオリヅルは手応え良く運んだものの、追われてから味がなく10着に敗れた。
田辺は「道中はリラックスして走っていたし、センスのいいところを見せてくれた。追ってからの反応も良かったよ」とレースぶりを高く評価した。
提供:デイリースポーツ