16日、東京競馬場で行われた4R・2歳新馬(牝、芝1400m)は、木幡初広騎手騎乗の2番人気シナーラ(牝2、美浦・菅原泰夫厩舎)が、好位追走から直線坂上で抜け出すと、後方待機から追い込んだ1番人気サオヒメをクビ差制し優勝した。勝ちタイムは1分23秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着には、テレグノシス(牡5、父トニービン、NHKマイルC-G1)の半妹アサクサコンソメが入った。
勝ったシナーラは、父サクラバクシンオー、母スピードデクタス(その父ディクタス)という血統。牝系はナリタルナパーク(牝9、父ブライアンズタイム、99年中山牝馬S-(G3)、ペガサス(牡14、父リヴリア、93年福島記念-G3)と同じ一族。サクラバクシンオー産駒は、今年のJRA2歳戦9頭目の勝ち上がりとなった。