8番人気のアドマイヤシェル(牡、父フジキセキ、栗東・中尾)が豪快に差し切り、デビューV決めた。中団追走から徐々にポジションアップ。直線半ばでトップギアに入ると、518キロの恵まれた馬体を弾ませ一気に突き抜けた。勝ちタイムは1分26秒5。2馬身差の2着は軽快に逃げた6番人気のルーシーブライド。さらに半馬身差の3着には1番人気のサクセスカッシーナが入った。
藤岡佑は「力がある馬だから現状ではダートの方がいいかも。踏み遅れたけどエンジンが違いましたね」と驚いた様子。中尾師も「正直まだまだだったけど、素材だけやね。体質に弱い部分があるから放牧に出す」と、滋賀県のノーザンファームしがらきで成長を促す考えを明かした。
提供:デイリースポーツ