ラストランは単勝1.1倍、ミラクルレジェンドが重賞8勝目/エンプレス杯・川崎

2013年02月27日 19:14

エンプレス杯完勝、ラストランを勝利で飾ったミラクルレジェンド(撮影:高橋正和)

 27日、川崎競馬場で第59回エンプレス杯(4歳上・ダ2100m・GII・1着賞金3500万円)が行われ、道中は中団に待機していた岩田康誠騎手騎乗の1番人気ミラクルレジェンド(牝6、栗東・藤原英昭厩舎)が2周目3コーナー手前からじわっと動いて先行集団を射程圏に入れると、直線向いては逃げ込みを図る3番人気エミーズパラダイス(牝4、船橋・川島正行厩舎)を残り60mで捕らえて差し切り、最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分15秒9(稍重)。

 さらに5馬身差の3着に、ゴール前で内から追い上げた2番人気ダートムーア(牝5、栗東・吉田直弘厩舎)が入った。

 勝ったミラクルレジェンドは、父フジキセキ、母パーソナルレジェンド、その父Awesome Againという血統。半弟ローマンレジェンド(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は、2012年東京大賞典(GI)ほか、重賞2勝を挙げてダートで11戦9勝。自身は近2走、JCダート・東海SとJRAの重賞レースでは6着。得意の牝馬限定交流重賞に戻り、現役最後のレースとなった今回は、単勝1.1倍の圧倒的な支持に応えてモノの違いを見せつける差し切り勝ち。昨秋の当地・JBCレディスクラシック以来となる、8度目の重賞制覇は通算12勝目となって有終の美を飾った。

【勝ち馬プロフィール】
◆ミラクルレジェンド(牝6)
厩舎:栗東・藤原英昭
父:フジキセキ
母:パーソナルレジェンド
母父:Awesome Again
馬主:吉田照哉
生産者:社台ファーム
通算成績:25戦12勝(JRA12戦5勝、重賞8勝)
主な勝ち鞍:2011年、2012年JBCレディスクラシック

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