タマモベストプレイは好調をがっちりキープ/スプリングS

2013年03月12日 12:00

 きさらぎ賞を勝ったタマモベストプレイ。戦前は距離を不安視されたが、それも見事に克服。堂々と重賞ウイナーの仲間入りを果たした。1週前追い切りは、栗東坂路で4F53秒6-12秒7(一杯)をマーク。全身を大きく使った力強いフォームで2馬身先着。好調をがっちりキープしている。「1週前の動きは上々。自分からハミを取っていたし、だいぶ走り方を覚えてきたようだね」と騎乗した和田も満足げな表情。「体と気持ちはできているので、あとは中身がどうか。この血統は少し神経質な面があるので、長距離輸送をクリアできるかも鍵だね」。前走から相手は強化されるが、安定感抜群の先行力は引けを取らないはずだ。

 兄に重賞4勝のサンカルロを持つ良血馬ヘルデンテノール。前走Vは2番手から抜け出す積極的な競馬で、進境を示した一戦だった。1週前追い切りは、主戦の吉田豊を背に美浦坂路で4F57秒0-11秒6を馬なりでマーク。楽な手応えのままラストはスパッと切れ、好調を維持している。「(1週前)追い切りの感触は良かった。スッと反応できたからね。中山の千八だと折り合いがポイントになるが、ここにきて成長が感じられるし、問題はないと思っている。一戦ごとに競馬は上手になっているし、力をつけているよ」。兄と違い距離には融通性があるタイプ。前走と同じような競馬ができれば、中山でも大丈夫だ。

提供:デイリースポーツ

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