フェイムゲームなどスプリングS出走陣営インタビュー/美浦トレセンニュース

2013年03月13日 15:50

京成杯に続く重賞連勝を狙うフェイムゲーム(撮影:佐々木祥恵)

 3月17日(日)に中山競馬場で行われるスプリングS(GII・芝1800m)に出走予定のフェイムゲーム(牡3・宗像義忠厩舎)、マイネルホウオウ(牡3・畠山吉宏厩舎)、ヘルデンテノール(牡3・大久保洋吉厩舎)陣営のコメント。

◆フェイムゲームについて、宗像義忠調教師
「北村(宏)騎手が先週に続いて乗ってウッドチップコースでの追い切りでした。先週はハミをくわえるところがあったようですが、今日(3/13)は、前の馬を追いかける形でも、ムキになるところもなく、先週より力みがなかったということでしたので、いい意味で力が抜けた走りができていたのだと思います。うまく併せ馬ができて、良い稽古ができました。

ここまで順調に来ていますので、あとはレースまでしっかりと調整していきます。気性面でも、幼さはまだ残っていますが、落ち着きが出てきて大人になってきています。今年の牡馬戦線は混戦ですし、次につながるレースをしてほしいと思っています」

◆マイネルホウオウについて、畠山吉宏調教師
「今日(3/13)はポリトラックコースで、柴田大知騎手が騎乗して、500万クラスの馬を前に置き、それを追いかけての追い切りでした。直線では併走馬に並びかけ、相手は一杯に追われているところを、3/4馬身ほどホウオウが抜け出してゴールしました。

前走のジュニアC(3歳OP・芝1600m・1着)後はリフレッシュ放牧に出ましたが、早めにここを目標に設定していましたし、太目感なく仕上がっています。ここ2戦はこの馬に向く流れのレースでしたが、この馬自身、成長しているから2連勝できたのだとも思っています。今回は1800mに距離が延びるのが鍵となりそうですが、前半、もう少し力を抜いて走ることができれば、いいレースができるのではないでしょうか」

◆ヘルデンテノールについて、吉田豊騎手
「今日(3/13)は、坂路で兄のサンカルロを後ろから追いかけての追い切りでした。サンカルロと併走まで行けなかったのですが、動きは良かったですよ。時計も良かったですしね。テンは向かい風でしたが、最後は追い風のような感じで、時計が出ている馬が多かったみたいですけどね。

前走のセントポーリア賞(3歳500万下・芝2000m・1着)は、馬の後ろで抑えようかなと思いましたが、外目の位置取りで馬が行こうとしたので、そのまま行かせてしまおうと思い動きました。周囲もどうぞどうぞという感じで、スッと2番手につけられましたが、他の馬が譲らないよという形で突っ張られたら、こちらも引っ掛かっていたかもしれませんね。そういう意味でも、本当にスムーズな競馬をすることができました。

器用さがないので、今回、小回りの中山になるのがどうかですね。1800mは、スタートしてすぐコーナーですから、他の馬も良い位置を取りにいくでしょうしね。この前は2番手に行けましたが、今回は後ろの方になってしまうかもしれないです。府中は直線が長いですけど、中山は後ろから行って届かない場合もありますから、そのあたりがどうでしょうか。まだ成長しそうですし、今後の期待も大きい馬なので、何とかうまく立ち回ることができて、良い競馬ができればと思っています」
(取材・写真:佐々木祥恵)

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