17日(日)に中山競馬場で行われる第62回スプリングステークス(皐月賞トライアル、GII・芝1800m)に出走するヘルデンテノール(牡3、美浦・大久保洋吉厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●ヘルデンテノールについて吉田豊騎手
「前走(セントポーリア賞)はいつもなら後ろから行って折り合いに専念させるところで行きたがったので、行かせたら2番手でうまく折り合いがついて、いい競馬をすることができました。
コンスタントに使っていますが、良い意味で変わっていないですし、順調に来ています。掛かる面がある馬なので、1週前の追い切りは坂路で我慢させて、サンカルロを相手に併せて追い付きませんでしたが、いい追い切りができました。この時期のサンカルロと比べると、良い意味で少し緩い感じですね。
今朝も坂路で、サンカルロと併せました。良い時計で動いていましたし、目一杯やったので最後は手応えがあらあらでしたが、強い風の中でもしっかりとまっすぐ走っていました。
中山はジュニアカップ(7着)以来ですが、あの時は馬込みで折り合いを欠いてしまいましたし、今回はある程度の位置で競馬をしなくてはいけないかなと思いますが、前走のようにうまく折り合えればと思います。出来れば馬の後ろでタメて、外に出す形がいいので、とにかくリズムよく走らせてあげたいですね」
(取材:大関隼)
提供:ラジオNIKKEI