中山8Rのペガサスジャンプステークス(障害オープン、4歳上、芝3350m)は4番人気リキアイクロフネ(金子光希騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分42秒8(良)。4馬身差2着に1番人気スマートステージ、さらに8馬身差で3着に11番人気レンディルが入った。
リキアイクロフネは美浦・田中剛厩舎の6歳牡馬で、父クロフネ、母エイダイヒロイン(母の父ダンシングブレーヴ)。通算成績は40戦5勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 リキアイクロフネ(金子騎手)
「競馬のセンスが良く、走る馬です。こちらへ転厩してきて、厩舎でも手探りで調整していましたが、うまく仕上げてくれていました。初めての中山で、返し馬でバンケットで脚を突っ張っていたりしましたが、競馬へ行ったら違いました。3戦目で結果を出しているだけのことはあります。乗っていて安心感があります。本番も楽しみです」
2着 スマートステージ(柴田大騎手)
「内枠で馬の中で競馬をしたかったです。あまり早く先頭に立ちたくもありませんでしたが、最後までよく頑張っています。力はあります。本番に向けていい手応えは掴めました」
6着 リザーブカード(浜野谷騎手)
「いい感じで離されず、後ろから来させず競馬が出来ましたが、一気に来られた時に馬が怯んでしまいました」
8着 ブラックステアマウンテン(R・ウォルシュ騎手)
「最初のバンケットで馬が戸惑うなど課題が見つかった。コースにも慣れて、距離が延びる次走の中山グランドジャンプはもっと期待出来る」
(W・マリンズ調教師)
「初めてのコースで、特に前半は馬がペースに戸惑ってしまった。障害のスタイルもアイルランドとかなり違う。ただ、今回のレースは中山グランドジャンプに向けて、馬とジョッキーにとっていい経験になったと思う」
提供:ラジオNIKKEI