メジロベイリー、青森で種牡馬入り

2004年10月25日 14:12

 8日付けでJRA競走馬登録を抹消された、01年朝日杯3歳S(G1、現・朝日杯FS)の覇者メジロベイリー(牡6、栗東・武邦彦厩舎)が、青森県諏訪牧場で繋養されることが決まった。

 メジロベイリーは、父サンデーサイレンス、母レールデュタン(その父マルゼンスキー)という血統。半兄に今年5月に急死したメジロブライト(父メジロライアン、天皇賞・春-G1)がいる。00年9月札幌でデビューし、4戦目の京都・未勝利(芝1400m)で初勝利を挙げる。続く朝日杯3歳S(G1)では10番人気ながら、1番人気タガノテイオーを破り初G1制覇を成し遂げ、同年の最優秀3歳(旧)牡馬に選ばれた。しかし、脚部不安のため長期休養入りし、02年2月の白富士S(OP)で復帰するも13着、続く大阪城S(OP)も4着に敗れた。その後、屈腱炎を発症し再び休養に入っていた。通算成績は7戦2勝(うちG1・1勝)。

 諏訪牧場には、メジロアルダン(高松宮杯-G2)らを輩出したアスワン(牡25、父ノーザンテースト)や、01年阪神ジュベナイルF(G1)を制したタムロチェリー(牝5、父セクレト)らが繋養されている。青森県内には、山内牧場にダイタクヘリオス(牡17、父ビゼンニシキ、マイルCS-G1)、日本軽種馬協会七戸種馬場にイシノサンデー(牡11、父サンデーサイレンス、皐月賞-G1)、ダンツシアトル(牡14、父Seattle Slew、宝塚記念-G1)などが繋養されている。

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