クィーンズバーンをゴール前50mで捕らえて差し切り、外から追い込んだイチオクノホシにクビ差をつけ優勝
6日、阪神競馬場でヴィクトリアマイルへ向けた
ステップレース・阪神牝馬S(4歳上・牝・GII・芝1400m)が行われ、道中は中団の外目で待機していた池添謙一騎手騎乗の2番人気
サウンドオブハート(牝4、美浦・松山康久厩舎)が、4コーナーを手応えよく回って先団に取り付いて直線は外から一気に脚を伸ばしてくると、逃げ粘る7番人気
クィーンズバーン(牝5、栗東・浅見秀一厩舎)をゴール前50mで捕らえて差し切り、連れて外から追い込んだ4番人気
イチオクノホシ(牝4、美浦・矢野英一厩舎)に、クビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分21秒4(良)。
さらに3/4馬身差の3着に、
クィーンズバーンが入った。なお、1番人気
ハナズゴール(牝4、美浦・加藤和宏厩舎)は中団待機策から追い上げたが、やや伸び脚を欠いて4着。5着は、追い込んだ16番人気
マコトナワラタナ(牝4、栗東・鮫島一歩厩舎)の順で確定。
勝った
サウンドオブハートは、父アグネスタキオン、母シンメイミネルバ、その父Caerleonという血統。2011年の阪神JFでは1番人気で3着、桜花賞では4着など、2歳時から素質を高く評価されていた馬が、昨年の骨折休養復帰からレースを使われるたびに良化を示し、ここで嬉しい重賞初制覇。通算6勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
サウンドオブハート(牝4)
騎手:池添謙一
厩舎:美浦・松山康久
父:アグネスタキオン
母:シンメイミネルバ
母父:Caerleon
馬主:ターフ・スポート
生産者:タイヘイ牧場
通算成績:9戦6勝(重賞1勝)