31日、福島競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、長谷川浩大騎手騎乗の1番人気アグネスバラード(牝2、栗東・長浜博之厩舎)が、道中2番手追走から先に抜け出すと、外から伸びた2番人気ガッテンワンに1.1/4馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは1分11秒2(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に逃げた6番人気シナモンが入った。
勝ったアグネスバラードは、父が新種牡馬ヘネシー、母アグネスルミエール(その父バンブーアトラス)という血統。3代母が79年のオークス馬アグネスレディー(父リマンド)で、伯母が94年チューリップ賞(G3)勝ち馬アグネスパレード(牝13、父バンブーアトラス)、近親には00年日本ダービー(G1)馬アグネスフライト(牡7、父サンデーサイレンス)、01年皐月賞(G1)馬アグネスタキオン(牡6、父サンデーサイレンス)がいる。8月14日のデビュー戦(新潟・芝1000m)で7着と敗れ、今回4戦目での勝ち上がり。通算成績4戦1勝。ヘネシー産駒は今年5頭目の勝ち上がり。