20日、京都競馬場で橘S(3歳・OP・芝1400m)が行われ、道中は中団のインコースを追走していた和田竜二騎手騎乗の7番人気シャイニープリンス(牡3、美浦・栗田博憲厩舎)が、手応えよく直線に向いてくると各馬の間からしぶとく脚を伸ばし、好位の内を追走して早め抜け出しを図った1番人気ヒュウマ(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)をゴール前で差し切り、最後はアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分21秒3(良)。

　さらにクビ差の3着に、後方待機策から大外を追い込んでゴール前で迫った2番人気ティーハーフ(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)が入った。

　なお、3番人気ディアマイベイビー(牝3、栗東・松田博資厩舎)は2番手を追走するも伸び脚を欠いて8着に敗れている。

　勝ったシャイニープリンスは、父キングヘイロー、母ダイタクピア、その父リンドシェーバーという血統。今回は2月2日の500万下(東京ダ1400)を快勝して以来のレース、そして初芝・OP挑戦ということで7番人気だったが、ゴール前3頭の競り合いを見事に突き抜けて3連勝達成となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆シャイニープリンス(牡3)
騎手：和田竜二
厩舎：美浦・栗田博憲
父：キングヘイロー
母：ダイタクピア
母父：リンドシェーバー
馬主：小林昌志
生産者：コアレススタッド
通算成績：4勝3勝