積極的に先手を取った8番人気コンプリートが逃げ切って重賞初制覇。ゴール後、左手を挙げアピールする高松亮騎手(提供:岩手競馬)
27日、水沢競馬場で第38回赤松杯(4歳上・ダ1600m・1着賞金150万円)が行われ、先手を取った高松亮騎手騎乗の8番人気コンプリート(牝5、岩手・畠山信一厩舎)が、結局最後まで脚色衰えずにリードを守りきり、道中2番手から追いすがった3番人気
スーパーワシントン(牡10、岩手・佐藤雅彦厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒5(不良)。
さらにクビ差の3着に4番人気
ヒカルジョディー(牡7、岩手・畠山信一厩舎)が入った。なお、1番人気
ドリームクラフト(牡7、岩手・平沢芳三厩舎)は4着、2番人気
スズヨシーズン(牡8、岩手・石川栄厩舎)は5着に終わった。
勝ったコンプリートは、父ソングオブウインド、母プラデシュ、その父ジェネラスという血統。JRAからの転入緒戦となった前走は、ハナを切るも早々に捕まって8着という結果だったが、2走目の今回は見事な逃げ切りで岩手初勝利と重賞初制覇を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆コンプリート(牝5)
騎手:高松亮
厩舎:岩手・畠山信一
父:ソングオブウインド
母:プラデシュ
母父:ジェネラス
馬主:藤村栄子
生産者:大野牧場
通算成績:23戦2勝(JRA21戦1勝、重賞1勝)