タヤスツヨシ産駒、ヴィクトリアオークス制覇

2004年11月05日 12:02

 4日、豪・フレミントン競馬場で行われたヴィクトリアオークス(3歳牝、豪G1・芝2500m)は、D.タガート騎手騎乗のホロービュレット Hollow Bullet(牝3、豪・J.マカドール厩舎)が、キリクウォング Kylikwongを短頭差制し優勝。タヤスツヨシ産駒による豪G1初制覇を達成した。勝ちタイム2分41秒28。さらにハナ差の3着にストームアラート Storm Alertが入った。

 勝ったホロービュレットは、父タヤスツヨシ、母Beat the Bullet(その父Bite the Bullet)という血統の豪国産馬。タヤスツヨシ(その父サンデーサイレンス)は95年日本ダービー(G1)勝ち馬で、引退後はシャトル種牡馬として豪国で種付けを行っている。日本での重賞勝ち馬には、ナスダックパワー(牡6、ユニコーンS-G3)、ディーエスサンダー(マーキュリーC-交G3)などがいる。

 ホロービュレットは、9月のジュメイラインターナショナルS(豪G3)を制し、前々走の豪1000ギニー(豪G1)では2着に好走。5日前の10月30日にフレミントン競馬場で行われたウェイクフルS(豪G2)を制しており、中4日でのG1勝利となった。通算成績11戦4勝(重賞3勝)。サンデーサイレンスの孫としては、初の海外G1制覇となった。サンデーサイレンス産駒では、昨年のAJCオークス(豪G1)をサンデージョイ Sunday Joy(牝5、愛・D.ウェルド厩舎、父サンデーサイレンス)が制している。

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