メイショウマンボが2冠目奪取!武幸四郎騎手6年7か月ぶりGI制覇!!/オークス

2013年05月19日 15:49

武幸四郎&メイショウマンボが低評価を覆し優勝。武幸四郎騎手は6年7か月ぶりのGI勝利(撮影:下野雄規)

 19日、東京競馬場で牝馬クラシックの第2弾・オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)が行われ、レース序盤は4番人気クロフネサプライズ(牝3、栗東・田所秀孝厩舎)が単騎で飛ばす縦長の展開。その中で、道中は中団のインコースで待機していた武幸四郎騎手騎乗の9番人気メイショウマンボ(牝3、栗東・飯田明弘厩舎)が、4コーナーで馬群が一団となる際に徐々に先団争いへと接近。各馬の鞍上の手が激しく動く中で直線に向くと、残り300mで外から一気に先頭に立ち、中団待機策から連れて追い込んだ5番人気エバーブロッサム(牝3、美浦・堀宣行厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒2(良)。

 さらに2馬身差の3着に、最後方追走からゴール前で追い込んだ1番人気デニムアンドルビー(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。そのあと4着に、ゴール前で内から脚を伸ばすも力及ばずの3番人気アユサン(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)、5着は17番人気フロアクラフト(牝3、栗東・西園正都厩舎)の順で確定。

 なお、逃げたクロフネサプライズは失速して12着、桜花賞2着馬で2番人気レッドオーヴァル(牝3、栗東・安田隆行厩舎)は17着とそれぞれ大敗に終った。

 勝ったメイショウマンボは、父スズカマンボ、母メイショウモモカ、その父グラスワンダーという血統。年明けの2走目の京都のこぶし賞(500万・1600m)、そして桜花賞トライアルのフィリーズRを連勝し、桜花賞では4番人気に推されたが10着。桜花賞組に別路線組と、桜花賞よりも一段と混戦模様に拍車が掛かった中で9番人気まで人気を落としていたが、早めの抜け出しから後続も完封してみせ、第74代目の樫の女王の座を射止めた。そして、これを導いた武幸四郎騎手は、2006年10月にソングオブウインドで制した菊花賞以来、6年7か月ぶりとなる歓喜のGI制覇となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆メイショウマンボ(牝3)
騎手:武幸四郎
厩舎:栗東・飯田明弘
父:スズカマンボ
母:メイショウモモカ
母父:グラスワンダー
馬主:松本好雄
生産者:高昭牧場
通算成績:7勝4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2013年フィリーズR(GII)

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