19日、盛岡競馬場で第18回はまなす賞(3歳・芝1600m・1着賞金150万円)が行われ、道中3番手で進めた山本政聡騎手騎乗の1番人気ハカタドンタク(牡3、岩手・板垣吉則厩舎)が直線脚を伸ばして、4角先頭から粘り込みを図った4番人気コウギョウデジタル(牝3、岩手・菅原右吉厩舎)をクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分38秒8(良)。

　さらにクビ差の3着に2番人気オールマイウェイ(牡3、岩手・村上実厩舎)が入った。

　勝ったハカタドンタクは、父フレンチデピュティ、母トリックアート、その父ダンスインザダークという血統。5月4日に行われた前走・やまびこ賞で重賞初制覇。芝に替わったここでは58キロと斤量を背負うことになったが、見事人気に応え重賞連勝を決めた。

【勝ち馬プロフィール】
◆ハカタドンタク(牡3)
騎手：山本政聡
厩舎：岩手・板垣吉則
父：フレンチデピュティ
母：トリックアート
母父：ダンスインザダーク
馬主：小林祥晃
生産者：伊藤敏明
通算成績：16戦5勝(JRA3戦0勝、重賞2勝)