17日、船橋競馬場で行われた京成盃グランドマイラーズ(3歳上・ダート1600m、1着賞金1500万円)は、張田京騎手騎乗の1番人気トミケンマイルズ(牡4、船橋・岡林光浩厩舎)が、中団待機から3角で進出すると、逃げた6番人気ユニークステータスに1.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分38秒6(重)。さらにアタマ差の3着には直線内を突いた8番人気マキノヒリュウが入り、2番人気に支持されたキョウエイプライドは12着に敗れた。
勝ったトミケンマイルズは、父マジックマイルズ、母ラッキーアルテミス(その父トウショウボーイ)という血統。02年6月に北海道・原孝明厩舎からデビューし、同年には栗東・飯田明弘厩舎に転厩。JRAの500万下戦で2着が2回あるものの勝ち星に恵まれず、03年夏に現在の船橋・岡林光浩厩舎に再転厩。転厩後は順調に勝ち星を重ねており、サンタアニタTで重賞初制覇を飾る。前々走アフター5スター賞ではハタノアドニスの2着に惜敗しており、前走は武蔵野S(G3)に挑戦するも最下位16着に敗れていた。重賞2勝目で、通算25戦8勝(うちJRA10戦0勝)。