ストークアンドレイが思い出の地・函館で復活をかける。榊原厩務員は「こちらの気候がよほど合うんだろう。元気がいい」と満足げ。昨年6月に函館でデビュー。新馬戦を勝ち上がると、続く函館2歳Sも強い内容で快勝した。コンビを組んだ川島も「
スピードタイプ。とても強いレース内容だった。当然、将来性も高く評価していた」と振り返る。
だが、なぜかその後はさっぱり。7戦全てが2桁着順だ。桜花賞をはじめとした重賞だけでなく、オープン特別でも見せ場すら作れない競馬が続く。「普段の調教の動きはいいので、状態に関しては問題ないと思う。あとはきっかけがほしい。それが今回だと思う。函館が合っていることはもちろん、なにしろ距離が1200mに戻るのがいい」と、川島は言い切る。
函館2歳S制覇後は桜花賞を最大の目標にしたため、距離を1400mと1600mに絞ってきた。榊原厩務員も「50キロでの出走。力のいる洋芝の1200mなら巻き返してくれそうだ」と、実績のある舞台での復活を信じている。
提供:デイリースポーツ