アポロマーベリック&7年目草野太郎、ゴール前で抜け出し重賞初制覇/東京ジャンプS

2013年06月22日 17:45

草野太郎騎手騎乗、アポロマーベリックが1番人気スナークスペインを捕らえV。人馬ともに重賞初制覇となった(撮影:下野雄規)

 22日、東京競馬場で東京ジャンプS(3歳上、J.GIII・障害3110m)が行われ、道中2番手を追走していた草野太郎騎手騎乗の4番人気アポロマーベリック(牡4、美浦・堀井雅広厩舎)が、最後の直線に向くと最終障害を飛び越えたところで逃げ込みを図る1番人気スナークスペイン(牡6、栗東・川村禎彦厩舎)を捕らえて差し切り、最後は3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分27秒9(稍重)。

 さらに4馬身差の3着に、中団待機策からゴール前で脚を伸ばした6番人気ハクサン(牡7、美浦・浅野洋一郎厩舎)が入った。なお、2番人気ハイローラー(牡7、栗東・木原一良厩舎)は4着、3番人気メイショウヨウドウ(セン5、栗東・池添兼雄厩舎)は6着にそれぞれ敗れている。

 勝ったアポロマーベリックは、父アポロキングダム、母オメガファスター、その父Theatricalという血統。平地時代はダート中距離で2勝し、この春から障害へと転向。オープン初挑戦の前走は5着に敗れていたが、叩き2走目のここは道中2番手でじっくりマイペースで折り合うとゴール前ではグイッとひと伸びを見せて差し切り、嬉しい重賞初勝利。障害レースを中心に騎乗する鞍上の草野太郎騎手(24歳、美浦・フリー)にとっても、デビュー7年目で初タイトル獲得となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆アポロマーベリック(牡4)
騎手:草野太郎
厩舎:美浦・堀井雅広
父:アポロキングダム
母:オメガファスター
母父:Theatrical
馬主:アポロサラブレッドクラブ
生産者:藤本友則
通算成績:17勝4勝(重賞1勝)

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