24日、浦河町の日高スタリオンステーションが、今年の札幌2歳S(G3)で3着したセイウンビバーチェの父プリサイスエンド Precise End(牡7)を購入していたことがわかった。
プリサイスエンドは父エンドスウィープ、母Precisely(その父Summing)という血統。同馬は米国でデビューし、ベイショワS(米G3・ダート7f)を5.1/4馬身差をつけて逃げ切るなど2〜3歳時に9戦4勝(重賞1勝)の成績を残した。01年に種牡馬入りしており、初年度産駒が今年デビュー。11月3日現在、北米では25頭がデビューして10頭が勝ちあがり、同日現在ファーストシーズンサイアーランキング8位にランクされている。
その父エンドスウィープは秋華賞馬スイープトウショウやJBCスプリントのサウスヴィグラス、ファンタジーSを勝ったラインクラフトを輩出するなど11月21日現在の中央総合種牡馬ランキングで8位につけている優秀な種牡馬。2002年に死亡しているだけに、既に輸入されているスウェプトオーヴァーボードとともにプリサイスエンドには後継種牡馬として期待がかけられる。