パラダイスクリーク産駒、伏兵ハツガツオが好位追走から抜け出し初陣V(撮影:下野雄規)
7日、福島競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1200m・11頭)が行われ、好発を決めて先手を奪った古川吉洋騎手騎乗の7番人気ハツガツオ(牝2、美浦・石栗龍彦厩舎)が、道中ピタリと2番手につけて4コーナーで並んだ2番人気グラスケリー(牝2、美浦・杉浦宏昭厩舎)との叩き合いを直線半ばで制し、最後は2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒7(良)。
さらに1馬身差の3着に、ゴール前で外から脚を伸ばした4番人気ダウトレス(牡2、美浦・小島太厩舎)が入った。なお、3番人気ブルーヴァルキリー(牝2、栗東・鈴木孝志厩舎)は追い上げ遅れて4着、1番人気セイウンクロス(牡2、美浦・武藤善則厩舎)は先行するも5着に敗れている。
勝ったハツガツオは、父パラダイスクリーク、母グラントアウィッシュ、その父Nureyevという血統。現役時代にジャパンCにも出走した父は2011年4月に他界しており、現2歳世代の5頭がラストクロップとなる。
【勝ち馬プロフィール】
◆ハツガツオ(牝2)
騎手:古川吉洋
厩舎:美浦・石栗龍彦
父:パラダイスクリーク
母:グラントアウィッシュ
母父:Nureyev
馬主:江川伸夫
生産者:川上牧場