好スタートから先手を奪った5番人気のサングラス(牡、父スタチューオブリバティ、栗東・谷)が、そのまま押し切り初陣を飾った。前半1000m通過が1分7秒6という超スローペースに持ち込むと、直線はそのおつりを存分に生かしてまんまと逃げ切った。勝ちタイムは1分55秒6。2着&3着も道中の位置取りそのままで、1馬身1/4差の2着は2番人気のルヴェソンヴェール、さらに首差の3着には3番人気のオイダシダイコが入った。なお、1番人気のロサギガンティアは発馬での後手が響き、4着に敗れた。
「追い切りの感じから、切れよりしぶとさを生かそうと思っていたので、最初から主張していきました。1角までモノ見をしてフラフラしてたけど、そこからは落ち着いて上手に走ってくれました。おとなしくて操作の利くいい馬です」と田中博は愛馬をほめていた。札幌2歳S(8月31日・函館、芝1800m)を視野に調整していく。
提供:デイリースポーツ