02年エーデルワイス賞(交流G3)を制したトーセンリリー(牝4、美浦・戸田博文厩舎)が、1日付けでJRA競走馬登録を抹消された。今後については未定。
トーセンリリーは、父アンバーシャダイ、母ミデオンレディー(その父アンフィールド)という血統。祖母ゲイトロイ(父Troy)の半兄にゲイメセン(父Vaguely Noble、サンクルー大賞典-仏G1)がいて、同牝系からはSummer Squall(父Storm Bird、プリークネスS-米G1)やA.P.Indy(父Seattle Slew、ベルモントS-米G1)などが輩出されている。デビュー3戦目(新潟・芝1200m)で勝ち上がると、10月のエーデルワイス賞(交流G3)では、鞍上の村田一誠騎手と共に重賞初制覇を飾った。翌03年にはフラワーC(G3)で2着に好走するも、その後は勝ち星には恵まれず、今年8月の北陸S(OP)10着以降は出走がなかった。通算成績23戦2勝(うち地方5戦1勝)。