◆現地時間20日、カラ競馬場で行われた愛オークス(GI・芝2400m)は、フランスから遠征したチキータ(牝3、A・ロワイヤルデュプレ)が優勝。仏オークス2着馬ながら未勝利の身で、初勝利がクラシックのビッグタイトルとなった。
◆6月の仏オークスを勝ったトレヴ(牝3、C・ヘッド)がカタールのシェイク・ジョアン殿下にトレードされた。所属厩舎はそのままとなるが、これによって秋はフランキー・デットーリ騎手とのコンビで凱旋門賞に挑むことが有力視される。
◆17日、C・スミヨン騎手が2つの競馬場で14鞍の騎乗馬を確保し、1日9勝の最多勝記録に挑戦。結果は3、1、2、1、5、1、2、着外、着外、1、1、6、4、1で新記録の樹立はならなかったが、メインのGIIIヴィシー大賞典(騎乗馬サガドリーム)を含む6勝の固め打ちを決めた。
◆英ダービー9勝を挙げた伝説の名騎手レスター・ピゴットを父に持つジェイミー・ピゴット騎手がプロデビューを果たした。18日、愛・キラーニー競馬場の第1Rでピボタルロックに騎乗。結果は7着だった。
◆27日、英国アスコット競馬場で上半期の欧州最強馬決定戦キングジョージ(GI・芝12f)が行われる。現時点で1番人気にはドバイSCでジェンティルドンナを抑えたセントニコラスアビー(牡6、A・オブライエン)が推されている。(取材:沢田康文)