28日、小倉競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1200m・15頭)が行われ、道中は好位集団の直後を追走していた川島信二騎手騎乗の6番人気ベルルミエール(牝2、栗東・田島良保厩舎)が、直線に向いて外へ持ち出されると、残り100mの手前で一気に抜け出し、後方待機策からゴール前で追い込んだ3番人気モンラッシェ(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)に、2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒9(良)。

　さらに3/4馬身差の3着に、2番手追走から粘り込んだ2番人気テイエムキュウコー(牡2、栗東・五十嵐忠男厩舎)が入った。なお、逃げた1番人気ユウキファイン(牝2、栗東・服部利之厩舎)は直線に向いて失速し、11着に敗れている。

　勝ったベルルミエールは、父スウェプトオーヴァーボード、母フレンチビキニ、その父サンデーサイレンスという血統。

【勝ち馬プロフィール】
◆ベルルミエール(牝2)
騎手：川島信二
厩舎：栗東・田島良保
父：スウェプトオーヴァーボード
母：フレンチビキニ
母父：サンデーサイレンス
馬主：佐々木完二
生産者：社台ファーム