6番人気のベルルミエール(牝、父スウェプトオーヴァーボード、栗東・田島良)が、好位から反応良く抜け出し、デビュー戦を快勝した。道中は先行する人気馬を見る形で運び、直線に向くと抜群の瞬発力で一気に突き抜けた。勝ちタイムは1分8秒9。2着は2馬身半差で3番人気のモンラッシェ、さらに3/4馬身差の3着には2番人気のテイエムキュウコーが入った。なお、1番人気のユウキファインは果敢に逃げたが、直線失速して11着に終わった。
「抜け出す脚が速く、強い内容でした」と川島は絶賛。田島師も「センスがあるね。短距離も合うのだろう」と目を細めた。一度、栗東へ戻って小倉2歳S(9月1日・小倉、芝1200m)へ。9月20日付で勇退する師に7年ぶりの重賞タイトルを届けるつもりだ。
提供:デイリースポーツ